今回は、パソコンの自作で、パソコンに必ず載っている、
CPUという装置パーツについての基本をあれこれ。
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CPUを人間で例えると頭脳と例えられます。
CPUはパーツの中でも、部品が集中しているところ。
小さい中に配線が張り巡らされています。
小さいながらも配線は多いので電気がたくさん流れます。
電気がたくさん流れると加熱します。
…冷やさずにそのままにしておくと…
人間が頭を使いすぎて「知恵熱」で倒れるように、
CPUの熱暴走が起きてしまいます。
運が悪いと、CPUが破壊してしまいます。
なので、CPUから出る熱を、外側に排熱するために、
ファンや熱伝導シートなどのパーツを使用します。
CPUは一般に性能(クロック等)が上がると、熱が沢山出るので、
効率良く冷却することが求められます。
(逆に発熱の少ないCPUでは冷却パーツは減る傾向です)
出典:納得パソコン購入術!パソ兄さん
CPUの上に設置されたCPUファンとヒートシンクの姿
ここで使われるパーツと、矢印は熱の流れ★
CPU…今回の主人公。
↓
グリス…下記ヒートシンクとCPUを密着させて熱を伝える
↓
ヒートシンク…CPUとグリスから伝わった熱を放熱するための金属
(写真で銀色のクシのような形をしたもの)
↓
ファン…ヒートシンクに伝わる熱を風で拡散させる
↓
外部へ
このように、CPUはパーツの中でも特に熱を出すパーツなので、
ショップにおいて、性能により周辺のパーツの選び方もあれこれ工夫できます。
使おうとしている CPUがどれだけ熱を出すものか、
それに対して、その熱をどれだけパーツで排出できるか、
が一番のポイントです。
同じCPUファンなどでも、豊富にラインナップがあります。
冷却性能や静かさ(ファンの風切音等)などに応じて選択できます。
2014年もパソコン自作で楽しく♪